北条鹿島は国立公園に認定され、別名「伊予の江の島」と呼ばれている1.5km、標高113.8mの小島。中須賀港から渡船で3分と気軽に訪れることが出来る癒しの空間。海岸の美しさは、瀬戸内の数ある砂浜の中でも折り紙つき。春は桜と新緑、夏は海水浴、秋はハイキング、そして冬の釣りと、飽きることのない豊かな自然が楽しませてくれる「宝の島」。老松・クスノキなど暖地性常緑照葉樹が繁茂、約260種もの植物があるという。遊歩道を散策すると、おしりが「ハート型」でちょっとカワイイ野生鹿(県指定天然記念物)に出会うことも。山頂展望台からの眺めは瀬戸内海の島々を一望する最高のロケーション! 瀬戸内海に沈む夕日は、ひと時の間に様々な表情を見せてくれる。「伊予の二見(大注連縄設置岩)」、夫婦岩と言われる玉理島・寒戸島を見ながら海に沈む夕日に愛を誓って。周遊船でのサンセットクルーズも感動的。俳人正岡子規をはじめ、多くの文人を輩出してきた松山市だけあって島にもあちらこちら句碑が多い。歴史・文化に触れて絶景に感動した気持ちは北条鹿島博物展示館「かしまーる」にある「俳句ポスト」に?!

住所 愛媛県松山市北条辻1596Map
アクセス車:西瀬戸自動車道今治I.C.から40分
松山自動車道松山I.C.から50分
電車:伊予北条駅から徒歩10分
HP https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/
サテライト 四国

デートプラン

13:30 鹿島へ渡船で

鹿島は北条の西方海上400mに浮かぶ周囲1.5km、標高113.8mの小島。中須賀港から渡船で3分。気軽に訪れることが出来る国立公園。別名「伊予の江の島」と呼ばれ海岸の美しさは、瀬戸内の数ある砂浜の中でも折り紙つき。中世においては島全体が河野水軍の「海城」で歴史ロマンも漂う。春は桜と新緑、夏は海水浴など。魚のよく釣れるスポットも多い。約260種の植物がある自然の恵みたっぷりの宝の島をのんびり散策しよう。

14:00 鹿島神社から展望台へ

山頂には、神功皇后伝説の「御野立ちの巌(おのだちのいわお)」や東海岸に「神洗磯(かみあらいいそ)」の遺跡があり、島巡りの遊歩道には、黒岩・梅の木谷・犬戻り・水晶ヶ浜・長磯・石門などの景勝地も多い。海上には、千霧・小鹿島・玉理・寒戸島などが美しい。山頂展望台からの眺めは最高!

15:00 ハートのお尻

「鹿園」のほか、海岸沿いと山頂までの遊歩道では、島の名の由来となった野生の鹿を見ることも。愛媛県指定の天然記念物「鹿島の鹿」は、ニホンジカでからだが小さく、臆病で警戒心が強く人に慣れにくい。角は春から夏にかけては袋角になっていて柔らかく、秋になると袋は剥げ落ち、硬い角に代わる。毎年10月に行われる異色の風物詩「鹿の角切り」の行事は人気。成長した雄は、発情期には荒々しくなり、雄同士で突き合うこともあるので気をつけて。鹿のお尻はハートの形。なんだかかわいいお尻

15:30 夫婦岩に愛を誓う

伊予の二見と呼ばれる夫婦岩。玉理(ぎょくり)島・寒戸(かんど)島。毎年5月4日の「北条鹿島まつり」では大注連縄(おおしめなわ)が張り替えられる。玉理島・寒戸島を結ぶしめなわが夫婦を結ぶ絆。ダルマ夕日も見える絶景スポット。オレンジ色に染まる海に愛を誓って。

16:30 鹿島周遊船でサンセットクルーズ

夕日の沈む時間帯に走るサンセットクルーズはロマンティック。プロポーズのタイミングにもピッタリ。瀬戸内海に沈む夕日は、ひと時の間に様々な表情を見せてくれる。周遊船のアナウンスは松山市出身お笑い芸人「友近さん」というのもちょっと楽しい。料金は大人360円ととってもリーズナブル。2名様から運航されるので、申し込みは渡船待合所受付か船長さんに伝えて。☎089-992-1375

PickUp インフォメーション

北条鹿島まつり

北条の春の恒例の祭典「北条鹿島まつり」は、愛媛県指定無形民俗文化財の指定を受けている伝統の「櫂練かいねり踊り」など、勇壮な海の男たちによる海上絵巻が鹿島周辺で繰り広げられるほか、年に一度の「大注連縄おおしめなわの張替え」も鹿島海上の伊予二見(玉理ぎょくり・寒戸かんど)で行われる。