恋人の聖地

こいかなろーど 恋叶ロード

大分県の北東部にある人口約２万３千人の町、豊後高田市。海と山がある豊かな自然、史跡、旧跡、海の幸、里の恵み、温泉など、魅力いっぱいの地にある恋叶ロードは昭和の町から長崎鼻を結ぶ国道213号の愛称。海岸線の約20キロのドライブルートには、縁結びの神様として知られる粟嶋神社をはじめ、ロマンチックな夕陽が眺められる真玉海岸、長崎鼻の「念願の木」など、恋愛成就のスポットがいろいろ。“恋叶ロード”と書かれた標識の前で写真を撮れば、それだけでもう幸せなカップルの誕生だ。ドライブの最後は、「日本の夕陽百選」にも認定されている真玉海岸で絶景を眺め、恋人たちの気持ちもクライマックス。恋叶ロードで二人の想いを叶えよう。

デートプラン

13：00 昭和の町

この町の商店街が元気だった昭和30年代の賑わいを蘇らせようという願いを込めた町づくり。呉服店や金物店・薬局・履物店など、ノスタルジックな雰囲気あふれる町並みで、一軒一軒のぞいてみたくなる。米蔵を改装した昭和ロマン蔵の中には駄菓子屋の夢博物館や昭和の夢三丁目館など、昭和のお宝が詰まった施設が入っている。

14：30 チームラボギャラリー真玉海岸

最新テクノロジーを駆使したデジタル・アート作品で注目されている「チームラボ」。平成26年に開催された国東半島芸術祭で人気を博した真玉プロジェクトでチームラボが発表した作品を常設展示している。幻想的なデジタルアートの世界へ二人で迷い込んで。

15:30 縁結びのパワースポット粟嶋神社

海に突き出た岩窟に社がある全国でも珍しい神社。一寸法師のモデルともいわれる「小彦名命」が祀られ、婦人病や子授けなどにご利益があったことから、女性の願いを叶えてくれる神社として知られるようになった。現在では特に縁結びの神様として良縁や恋愛成就を願う参拝者が訪れる。

16:00 長崎鼻で花に囲まれる

周坊灘に大きく突き出した半島で、花の名所でもある。広大な花畑には春は菜の花・夏はヒマワリ・秋はコスモスと、四季折々に花を楽しむことができる。中でもヒマワリは約100万本と、九州最大規模。菜の花フェスタ・ひまわりフェスタも開催される。

17：30 夕陽スポット、真玉海岸へ

大分県で唯一、水平線に沈む夕陽をみることができる海岸。干潮と日の入りの時間が重なる時がおすすめ。水面に映し出される夕陽と干潮に現れる縞模様のコントラストが見事。美しい夕陽を眺めながらプロポーズされたら最高！干潮と日の入り時刻をチェックして行こう。

PickUp インフォメーション

ボンネットバス

昭和32年式のボンネットバス「昭和ロマン号」が、土日を中心に昭和の町を巡る。昭和の町の各商店街を周遊する(約15分)。レトロなバスに乗ってレトロな町並みを眺めると、タイムスリップしたかのよう。事前予約の必要はなく、乗車は無料。運行日程は「昭和の町・豊後高田市公式観光サイト」でチェック。

粟嶋公園

桜と菜の花が美しい粟嶋公園内にあるモニュメント「結」。柔らかな曲線が交差する形は「愛が結ばれてゆく姿」を象徴。また「∞」の形にも見えることから「永遠の愛」を表している。春には一面に菜の花が咲き、4月第１日曜日には花祭を開催。展望台からの眺めもすばらしい。

豊後高田名物

豊後高田の蕎麦は春と秋の年２回栽培する。手打ちそば認定店は市内に10店あり、挽きたて・打ちたて・茹でたての手打ちそばを味わうことができる。また、豊前海でとれた新鮮な小エビだけを使った「岬かき揚げ丼」もはずせない名物。揚げたてサクサクの食感を楽しんで。

長崎鼻サマーフェスティバル

7月に長崎鼻リゾート海水浴場で行われる夏の祭典。「スイカ運びレース」や「浜辺の大運動会」など、大人も子どもも参加できるイベントがいっぱい。夕方からは「豊後みさき太鼓」や豪華景品が当たる「夢の大抽選会」に続き、フィナーレは約２０００発の花火が夏の夜空を彩る。

くにさき六郷温泉

市内には６か所の泉質が異なる温泉施設があり、その総称を「くにさき六郷温泉」という。石と植栽をいかした和風露天風呂のある「花いろ温泉」、海のそばにあり塩分濃度が高く、湯上がりの肌がツルツルになる「海門温泉」、雰囲気のある露天風呂が自慢の「仙人湯」など、湯めぐりしてお気に入りを見つけよう。