恋人の聖地

たけだじょうせき 竹田城跡

「天空の城」とも呼ばれる竹田城跡。晩秋から冬の早朝に発生する雲海により、まるで雲に浮かんでいるような体験ができ、その見事な景色は２人にとって忘れられない思い出になるでしょう。
また朝来市は、竹田城跡の他に、「不夜城」とも呼ばれた神子畑選鉱場跡、1200年の長い歴史をもつ生野銀山など、迫力ある日本遺産が点在しています。
まるでタイムスリップしたかのようなデートを是非朝来で体験してみてください。

デートプラン

7:00 天空の城から朝日を見る

竹田城跡は、秋から春にかけての早朝には、城跡の眼下に一面の雲海が広がり、この幻想的な風景を一目見ようと多くの観光客が訪れます。 自然石を巧みに配置した近江穴太衆による石垣は、400年を経た今でも当時のまま現存しています。 天守台は標高353.7mの山頂に築かれ、縄張りの規模は南北400m、東西100mにも及んでいます。

11:00 竹田の歴史ある街並みを散策

竹田城の築城とともに城普請で集まった職人が住み着いたことから始まり、宿場町へと変貌を遂げながら、交通の要所として賑わいを保ってきた竹田の町並み。 歴史ある町並みにおしゃれなお店や古民家カフェが点在しており、雰囲気あふれる竹田の町は歩いているだけで時間を忘れてしまうほど見応えがあります。 川には鯉が泳いでおりますので、餌やりもできます。

14：00若きアーティストたちが手掛けるKOUBAへ

地域の保育所として活躍した場所は、「ここでチャレンジしたい」そんな熱い思いを持った若者たちが集まり、わくわくするような新しいものを生み出していく場所へ。 デザイナーやクリエイターなど様々な技術を持った人が工房を開いている為、ここにしかない出会いがたくさん。竹田のKOUBAでしか手に入らないメイドイン朝来の商品を２人の思い出にいかかでしょうか。

17：00　虎臥城大橋で沈む夕日を眺めながら

竹田の隠れた絶景スポットといえば虎臥城大橋。思わず息をのんでしまうような存在感に圧巻してしまうほど。 一面を夕陽がオレンジに染めていく景色や徐々に夕陽が沈んでいく空のグラデーションを楽しみながら、２人でゆっくり過ごすのもいいかもしれません。

18：00 竹田城跡が見えるホテルで過ごす

竹田城下町ホテルENは、400年の歴史を持つ旧木村酒造場や明治期に建てられた築100年以上の邸宅をはじめとする建物を“そのまま”にリノベートされています。 レストランでは、土地に根差したフレンチを味わえ、日常と非日常的がうまく溶け合った空間が旅の疲れを癒してくれます。

PickUp インフォメーション

もふもふソフト

竹田城跡で雲海を見た後は、まるで雲海のようなもふもふソフトを食べてみるのはいかがでしょうか。 インスタ映えのもふもふソフトは、竹田城下町にある「カフェこり」、「福苗」の２店舗のカフェで味わうことができますので、是非お立ち寄りください。

立雲峡

竹田城跡の向かいに面した、標高757メートルの朝来山中腹にある人気の展望スポット。まるで雲の上に浮かんでいるような竹田城跡を見ることができます。 春には、桜の名所としても有名で、思わず車の窓を開けて四季の自然を取り入れたくなります。 途中の駐車所からはミニ登山になるのでジャケットと靴の準備をお忘れなく。

白井大町藤公園

白井大町藤公園の面積は、7,000㎡、藤棚は幅4m、総延長500ｍの規模を誇る山陰随一の藤公園。 藤の花は4月下旬からつぼみが膨らみだし、5月のGW終盤にピークを迎え、その次週には、花を切り取り、来年に向けた準備が始まります。 期間限定で開催される夜のライトアップは圧巻です。

神子畑選鉱場跡

神子畑鉱山が明治終期に閉山し、大正8年から明延鉱山の功績を選鉱する「神子畑選鉱場」に生まれ変わりました。昭和62年、明延鉱山の閉山と共に操業を停止し、平成16年に老朽化した建物が取り壊され、現在はコンクリートの基礎のみ残っています。 当時、24時間稼働で夜中になると選鉱場が光る姿がまるで不夜城のようだったといわれており、基礎のみとなった姿でも、その壮大なスケールは見る者を圧倒します。

生野銀山

銀山隆盛の歴史を今に伝えるおよそ１㎞の観光坑道。 坑道内では、人形たちで作業風景再現しており、当時の雰囲気を体験することができます。 また、生野銀山の近くにある「銀細工体験工房marie」では、その場で手作りリングを作ることができます。 2人で一緒に作ったペアリングは、きっと特別な思い出になること間違いなし。