愛知県最高峰の茶臼山の緩やかな斜面一面がピンクや紫に染まる「芝桜の丘」。平成19年から5ヶ年計画で植栽が進められ、平成24年春に40万株の広大な芝桜公園が完成。芝桜は名前の通り、芝のように地を這い、桜に似た形の可憐な花をつける多年草。5月上旬から6月上旬、特に5月下旬には見頃を迎え、まるで花のじゅうたんを敷き詰めたかのよう。周辺の緑とのコントラストも鮮やかで、その景色には胸を打たれる。芝桜をバックに写真を撮るのも楽しい。このほか茶臼山高原では、春から秋にかけて150種類以上の花を観察することができる。

住所 愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字御所平70-185 Map
アクセス*豊橋方面から
 (豊川ICから車で約120分)
 国道151号線を北上し村内坂宇場から県道約6km
*名古屋方面から
 (名古屋ICから車で約120分)
 猿投グリーンロード―国道153号を北上し次の2ルートを選択。
 ・国道257号から茶臼山高原道路 又は ・長野県根羽村から県道約15Km 
*浜松方面から
 (三遠南信自動車道 浜松いなさ北ICから車で約90分)
 ・鳳来峡IC―国道151号を北上し村内坂宇場から県道約6km
HP http://www.chausuyama.jp/shibazakura_index.php
恋人の聖地 東海

デートプラン

10:00 ペアリフトで聖地へGO!

リフトに乗る前にレストハウスやはずで“願いが叶う天然石”を購入し(1袋400円)、仲良くペアリフトで山頂へ。キューピッドの矢をイメージしたモニュメントには「砂の泉」があり、購入した天然石を願いを込めて砂の泉へ投げ入れよう。愛知のてっぺん茶臼山(標高1,415m)に願いが届きますように!

10:30  天空の花回廊へ

標高1300m付近に咲き誇る芝桜は、日本一標高が高い花畑という言葉がピッタリ!奥三河の山々や南アルプスなど360度のパノラマが広がり、まさに絶景スポット!夏は暑さ知らずの爽やかな高原でリゾート気分を満喫できる。

11:30 レストハウスやはず

芝桜をたっぷりと鑑賞した後はリフトで下りランチタイム。レストハウスやはずで矢筈池を眺めながらランチを楽んで。ジャージー牛乳パン、飲むヨーグルトはお土産として人気。さらに高原でバーベキューを楽しむこともできる。(要予約)

14:00  茶臼山 高原の美術館

豊根村は写真家の前田真三氏が写真集『奥三河』取材の拠点としたところ。1999年に出版された写真集『ふるさと奥三河豊根を巡る四季』は話題をよんだ。当館では氏の奥三河地方に題材を得た名作・代表作を展示する。美しい自然風景の作品を見ると心が癒されるよう。

15:00  湯〜らんどパルとよね

茶臼山高原より車で約25分。お肌がすべすべになり“美人の湯”とも言われる日帰り温泉施設で疲れを取ろう。露天風呂をはじめかぶり湯、打たせ湯など8種類の温泉が楽しめる。カラオケルームでストレス発散するのもよし、レストランで自然の恵みたっぷり料理を味わうのもおすすめ。(TEL:0536-85-1180)

PickUp インフォメーション

芝桜まつり

「芝桜まつり」は、芝桜のシーズンに合わせて、2012年は5月12日から6月10日まで開催。まつり期間中はリフト乗場前の広場に特産品販売テントが並び、花見客で賑わう。

愛知県の最高峰!茶臼山をハイキング

標高1415m付近にある展望台を目指してハイキング。高原の花や植物を愛でたり、四季折々の風景を楽しみながら自然を満喫して。初心者でも難しくないハイキングコース。

休暇村 茶臼山高原

アウトドア派なら、テントを張ってキャンプしたり森の中のコテージに泊まってみては。鳥のさえずりや風の音を聞きながら目覚めるのは最高に気持ちいい。コテージは全部で10棟あり、2DKのダイニングキッチン、バス、トイレ、専用駐車場付き。キャンプ場の本館には大浴場、レストランなどの設備が揃う。(TEL:0536-87-2334)

豊根村のブルーベリー摘み

「ブルーベリーの里」づくりが勧められている豊根村。完全無農薬栽培されたブルーベリーをぜひ味わって。そのまま食べても、ジャムにしても美味しそう。摘み取りができるのは8農園で、開園は7月上旬から8月上旬まで(天候によっては変更あり)。豊根村観光協会(TEL:0536-87-2525)に問い合せを。

道の駅 グリーンポート宮嶋

茶臼山高原の玄関口にあり、ドライブの休憩におすすめのスポット。豊根産しいたけをたっぷりと使った「元気の出るごはん」や、ドイツパンの店・ミンデンの「パンモーニング」など人気メニューがいろいろ。“モーニング”だけど1日中食べることができる。(TEL:0536-87-2009)豊根村観光協会も併設されている。