開催:2010年6月1日(火)
会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
ゲスト審査員:石田純一さん
(当日の様子)
2010年6月1日 第4回 恋人の聖地 プロポーズの言葉コンテスト2010 授賞記者発表会にて/© seichi.net
■最優秀賞/1作品
徳島県阿南市 多田大祐さん 男性/未婚/公務員
ボクに毎朝、お味噌汁をつくらせてください。
《エピソード》 まだプロポーズできてないんですけど、 料理が苦手な彼女と料理が得意なボク。 もちろん彼女にもつくって欲しいけど、 つくってあげたいって気持ちもめちゃめちゃあります。 というわけで1日でも早く、毎朝お味噌汁がつくってあげられるように一人前になります。 もうちょっとだけお待ちください。
《プロポーズの場所》 ボクの家のキッチン
■特別賞「これからプロポーズの部」/1作品
埼玉県久喜市 岡本麻衣子さん 女性/未婚/その他
ちゃんとプロポーズしますから。
《エピソード》 私28歳漫画家アシスタント、彼、先生漫画家36歳。 私たちの出会いは6年前、新人漫画家として初の漫画連載をする先生の元へ私も初のアシスタントでやってきました。私にも恋人ができ、仕事以外の話はしなくなりましたが、 やがて彼と別れたのを機に少しずつ話すようになり、失意の底へ落ちていた私に手を差し伸べてくれたのが、六年も思いを寄せてくれていた先生だったのです。付き合っていた彼女とも別れ、けじめをつけて正式に告白してくれたので素直に心に言葉が入りました。 告白の返事がしたいから機会を作ってくださいと先生に伝え、熱海に行き恋人の聖地を見つけたのは本当に偶然です。二人で手形に手を合わせて 「この滝が落ちたら返事宜しくおねがいします」 と、お互い緊張。 「長い間おまたせしました。」 「その言葉を6年も待ってました。すごく遠回りしてお互い歳も重ねたけど、成長して経験もつんで今付き合えるのはとてもいいことだと思います。仕事も恋愛も一緒にやっていこう。 ちゃんとプロポーズはしますから。」 今回応募したのは、映画化もされたその気持ちをぶつけてくれた漫画のお返しがしたかったからです。
《プロポーズの場所》 熱海 恋人の聖地
■特別賞「今だから伝えたいプロポーズの部」/1作品
東京都足立区 木村陽子さん 女性/既婚/会社員
子供二人も三人も大して変わらないし 長男にしてあげるよ
《エピソード》 バツイチ同士の私達。私には前夫との子が二人います。 「子供の父親になる」という責任の重さから結婚に踏み切れない彼に痺れを切らし、「私がまとめて面倒みてやるわよ!」くらいの勢いでこの言葉を言いました。 夫はこの言葉通り(?)子供達とはまるで兄弟のように仲良く、そしてこの言葉で力みが取れたのか、徐々に父親らしく頼もしく『成長』しています。
《プロポーズの場所》 お互いの自宅に居ながら電話で
■優秀賞「これからプロポーズの部(今後結婚を予定している方)」/6作品
愛知県名古屋市 家城武尚さん 男性/未婚/会社員
足をどれだけ引っ張ってもいいから、結婚してくれよ。俺がその分、手を引っ張ってやっからよ。
《エピソード》 僕の彼女はとても自己嫌悪が強く、私何か、私なんか、が口癖です。 色々と自分嫌いなとこがあり、困り果てている彼女に言うプロポーズです。
《プロポーズの場所》 自宅
奈良県生駒市 水谷 健さん 男性/未婚/会社員
これからは電話やメールじゃなく、お前の入れたコーヒーの香りで、毎朝起こしてくれないか?
《エピソード》 僕は朝が苦手です。なので毎朝、彼女に電話かメールで起こしてもらっています。 彼女は喫茶店で働いていて、うちに遊びにきた時は、いつも美味しいコーヒーを入れてくれます。 僕は毎朝、必ずコーヒーを飲むので、結婚したら彼女の入れたコーヒーの香りで目覚めたい…そう思っています。 こんなわがままな僕ですが、その代わり、寝る時は彼女を寝かしつけてから、僕は後で寝るつもりです。
《プロポーズの場所》 まだ未定ですが、夜景の綺麗な場所でプロポーズしたいです。
埼玉県鴻巣市 佐藤智恵さん 女性/未婚/自営業
母親がさ… 「家ぐらい買える人でなきゃ嫁にはやれない」ってうるさいんだよねぇ… …買っちゃう?
《エピソード》 結婚は、まあ、そのうちしようかねぇ的な感覚のまま、10年間つき合ってきてしまったので、母親の呟いた一言をつかわせてもらいました。現在、一軒家を探し中です。
《プロポーズの場所》 居酒屋
静岡県静岡市 平岡優弥さん 男性/未婚/会社員
やっぱ一人じゃ無理だ。ずっと一緒にいて欲しい!
《エピソード》 一度離れてみて、大切さがわかり再度プロポーズをした。
《プロポーズの場所》 ディズニーランド
福岡県福岡市 平松史織さん 女性/未婚/学生
実は出来ちゃったの。 …あなたを永遠に愛する気持ち。 だから私と結婚してください。
《エピソード》 今はまだ未成年の私たちですが、今年で20歳になります。 大人になってもいつになってもずっと一緒にいたいという気持ちから 結婚を意識するようになりました。お互いまだ若いですし、まだまだ 人間としては未熟なのですが、「この愛は未熟なんてものじゃない!」 という言葉を合い言葉にしています。 一生懸命勉強して、早く1人前になって、結婚するぞ!
《プロポーズの場所》 私の部屋
群馬県太田市 菅野裕之さん 男性/未婚/会社員
まいにち君に「愛してる」って言いたいんだ
《エピソード》 日本人みたい?に釣った魚に餌をやらないというタイプと、イタリア人みたい?に、まいにち奥さんに電話して「愛してる」って言うタイプとどちらが好きかと十一歳年下の彼女に訊いたとき、イタリア人のタイプが好きという答えが返ってきたので、このプロポーズの言葉を考えました。
《プロポーズの場所》 彼女の誕生日に一緒に乗るヘリコプターの中
■優秀賞「今だから伝えたいプロポーズの部(既に結婚している方)」/12作品
神奈川県横浜市 及川富美子さん 女性/既婚/パート・アルバイト
ほら、見てごらん。ホタルも一生懸命婚活をしているよ。だから僕らも結婚しよう。
《エピソード》 お見合いで結婚をしたのでプロポーズの言葉というのはありませんでした。半年を過ぎてお互いにうちとけてくると、主人はよく冗談を言うようになり、真夏の夜、ホタルが飛交う幻想的な森の中で言われ驚きました。 そしてこの言葉の後「なんて言ってプロポーズされたら、結婚しちゃうだろうね?」とテレながら笑っていました。
《プロポーズの場所》 天王森泉公園 ホタルが飛交う池のほとり
東京都葛飾区 市川恵二さん 男性/既婚/無職
この銀河系に一人しかいない君と結婚したい。
《エピソード》 当時26歳の私は今の妻と知り合って半年後に日本を発ち、アジアからヨーロッパそしてアフリカを放浪しておりました。丁度サハラ砂漠のど真ん中にいるときプラネタリウムのような夜空を眺めながら片想いの女性の誕生日が近いことを思い出し、サハラの砂をプラスチックのフィルム入れに掬い取り、ニジェールの首都ニアメに着くと砂を封筒に移し、プロポーズの言葉を書いた紙を入れ日本に送りました。幸運にもその封筒は彼女の誕生日の翌日に届きましたが、今でも小瓶に入れて大切にしてくれているのが嬉しく思います。
《プロポーズの場所》 私(サハラ砂漠)妻(埼玉県坂戸)
岡山県岡山市 松岡郁重さん 女性/既婚/パート・アルバイト
その真っ赤なエプロン姿毎日見たいなあ。
《エピソード》 主人と付き合っていた頃のエピソードです。主人は何度かうちに遊びに来ていました。かなり山奥で近くに遊ぶところもなかったので、うちに来たときは簡単な料理を作り一緒に食べたり、テレビを見たりとのんびりと時間を過ごしていました。そのとき私はミッキーマウスの赤いエプロンをつけていました。主人には真っ赤なエプロンが強烈に目に映ったそうです。
《プロポーズの場所》 実家の駐車場
埼玉県和光市 田代みき子さん 女性/既婚/主婦
君のファイナルアンサーになりたい。 ファイナルアンサー?
《エピソード》 もちろん「ファイナアンサー」と答えました。「『テレフォン』とか『オーディエンス』も使えるよ」と彼。「大丈夫、この答えには自信あるから」と私。ちょっと笑える素敵な思い出です。
《プロポーズの場所》 神楽坂の和風レストラン
群馬県前橋市 柴木 茜さん 女性/既婚/主婦
毎年一つずつハートのメッセージ増やして、ロックハート城を私たち夫婦の愛の言葉で埋め尽くそうね。
《エピソード》 口下手な主人のプロポーズは、群馬県のロックハート城に旅行で行った時。300円で購入できるハートのプレートを「これ…」と手渡された。そこには「結婚してください」と書いてあった。 それから毎年結婚記念日に訪れ、お互いへの日頃の感謝の気持ちを書いて吊るしてきている。今年で4年目。10枚のプレートが、ロックハート城に吊るされている。しかも今年転勤で群馬に引っ越すことに。引っ越すと同時に妊娠が発覚。ロックハート城のハートのプレートのおかげのような気がしてなりません。
《プロポーズの場所》 群馬県のロックハート城
愛知県名古屋市 遠藤敦夫さん 男性/既婚/会社員
そこらへんの『新婚さん』には負けん!!
《エピソード》 新婚22年目です。毎朝欠かさず妻にチュウして出社します。お互いの親の介護や自分たち自身の老いで、これからこそ夫婦の真価を問われると思いますが、いたわり励ましあってやってゆきたいです。私にとってはもったいないほどできた妻で、心から感謝しています(ありがとう!)。
《プロポーズの場所》 14年、23万km走破中の愛車の中で
東京都品川区 越智朋子さん 女性/既婚/その他
”やっと片割れが見つかったよ(落花生を食べながら)”
《エピソード》 本好きの私達は、いつも彼の部屋で読書談義。足の踏み場もないほど床まで本だらけで、ある日、私は我慢しきれず片づけ、大掃除。その後のプロポーズで、なんとも不意打ちをくらった感じ。
《プロポーズの場所》 彼の部屋、落花生を食べながら
大分県大分市 久米美香さん 女性/既婚/主婦
きみの作るカルボナーラを、これからも毎日食べて行きたい!!
《エピソード》 カルボナーラが大好きな夫のために、付き合っているとき一生懸命練習して、カルボナーラを作っていました。仕事が遅い彼が帰る時、私は実家で作ったカルボナーラを持って彼の車の中で、美味しそうに食べる彼をいつも見ていました。 プロポーズされて、涙が出ましたが、カルボナーラを食べ過ぎて太っても困るな、とちょっと思いました。
《プロポーズの場所》 夜景の見える山の上。
東京都墨田区 柿野谷美香子さん 女性/既婚/主婦
「またね」じゃなくて「いってらっしゃい」と言わせて。
《エピソード》 2年前まで2年間別居していました。その間に彼がどんなに大切な人か、彼の居ない生活の中で身に染みました。 別居中も時々会っていましたが「またね」と言うのが辛かった。「また」がいつか分からなくて。毎日「いってらっしゃい」「いってきます」「おかえり」「ただいま」と言える日常が欲しかった私が、彼にプロポーズしました。
《プロポーズの場所》 別居中に二人で旅行に行った雪降る新潟の海で。
神奈川県横浜市 今村美紀子さん 女性/既婚/自営業
隣の『席』もいいけど 同じ『籍』のほうがもっといいかな
《エピソード》 当日、美術館外の噴水の周りで彼の隣に座ってました。 私が意を決してプロポーズの言葉を言うと、「つまり膝にのりたいってことかな?」と返ってきました。 私はふざけて彼の膝に座りながら、「今の実はプロポーズの言葉だよ。」といいました。 彼はキョトンとした顔をして、5秒くらい眉をしかめてました。私は「2番目のセキはこのセキ(籍)」といいながら、指で彼の手のひらに「籍」という文字を書きました。彼はあー、という顔をしながらなんとも言えない泣き笑いのような笑顔になり、頭を私の背中に強く押し付けながら、私を後ろからぎゅーと抱きしめてくれました。今でもとっても良い思いでです。
《プロポーズの場所》 横浜美術館の噴水前
兵庫県加古川市 坂部孝雄さん 男性/既婚/会社員
一生、食べ放題!
《エピソード》 食べ放題が大好きな2人なので、一生、食べさせますの意味を込めて。
《プロポーズの場所》 食べ放題の店
福島県福島市 阿部猛志さん 男性/既婚/
1年後、10年後、50年後・・・そして最期のその時までここで一緒にこの景色を見にこよう。
《エピソード》 この場所は、初めてデートした夜景の綺麗な思い出の場所。その日は、付き合い始めてからちょうど一年でした。2人でお祝いして、デートの帰りに立ち寄りました。「もう一年がたつんだね。」と彩。「あっという間の一年だったな。彩が一年以上付き合ったのは俺だけだね!」「でも、来年は一緒にいれないかもね。」彩は、一年目が近づくと俺が彩を嫌いになって別れるんじゃないかと心配していました。どうしても俺は、彩への溢れる愛を表現して、いつまでも変わらない気持ちを伝えたいと思っていました。だから俺は、プロポーズを『愛を伝える最高の表現』として、『付き合って一年目の日』の『思い出の場所』で『婚約指輪を添えて』愛を伝えました。彩は涙を浮かべて「・・・はい。」といってくれました。一年前のその日と同じ綺麗な夜空と夜景のもとで・・・。
《プロポーズの場所》 思い出の場所