長浜市は滋賀県の北部に位置し、広い市内には、国宝の観音様をはじめとする観音文化、石田三成出生地のほか戦国武将ゆかりの歴史ロマン、日本のウユニを評された「余呉湖」を始めとする自然美や黒壁スクエアを代表とするレトロモダンな町並み、琵琶湖に浮かぶパワースポット竹生島など、様々な魅力が満載のまちです。
奥びわ湖・長浜のモニュメント「丸子船が運ぶ恋」は、日本一の大きさを誇るびわ湖の最北端に突き出た葛籠尾半島を縦に走る、奥琵琶湖パークウェイを進んだところにあります。約18.8kmのドライブウェイは春になると樹齢20年から25年の桜が約3,000本咲き乱れるほか、四季折々の自然美が楽しめます。特に、恋人の聖地のモニュメントも設置されている「つづら尾崎展望台」から見渡す雄大なびわ湖の眺望は最高です。

※奥びわ湖パークウェイは一部一方通行のため、菅浦方面からお越しください。
 また、冬季閉鎖となっておりますので、お越しの際はご確認ください。



住所 滋賀県長浜市西浅井町菅浦 Map
アクセス車:東京(東名・名神高速道路)→米原(北陸自動車道)→木之本IC 約6H
JR:東京駅→米原駅→近江塩津駅→永原駅(タクシー)→奥琵琶湖 約5H
HP http://kitabiwako.jp
恋人の聖地 関西

デートプラン

10:00 美しい並木道と湖岸を快適にドライブ

長浜市西浅井町から西方面へちょっと足を延ばすと「メタセコイア並木」で有名な高島市に到着。四季折々の美しい風景を見せてくれるメタセコイアの並木道を通りそこから海津大崎へ向かう。海津大崎の桜は「日本のさくら名所100選」に選ばれており、樹齢70年を超える老木から若木まで、約800本のソメイヨシノが湖岸約4kmにわたって桜のトンネルをつくる。海津大崎は琵琶湖八景としても知られる景勝地。どの季節に行っても気持ちいいドライブが楽しめる。

11:30 四足門をくぐって中世へタイムスリップ

国の重要無形文化的景観に選定された「菅浦の湖畔集落景観」。奥琵琶湖のかくれ里ともいわれる菅浦は、独自の歴史と文化を育んだその町並みはノスタルジックな雰囲気が漂う。 菅浦の東と西の入り口には茅葺きの門があり、これを四足門という。以前は東西南北に設置され村の出入りを監視する役割を果たしていたその門は、中世後期から存在していたことが確認されている。

12:30 奥琵琶湖パークウェイからつづら尾崎展望台~恋人の聖地~到着

奥琵琶湖パークウェイは「天空の桜並木」として桜のシーズンには約3,000本の桜が咲き誇り、夏には眩いほどの新緑、秋には美しい紅葉が迎えてくれる。中ほどにはつづら尾崎展望台があり、そこから見渡す眺望は正に最高のひとこと。 そんな絶景が楽しめる場所に設置された恋人の聖地モニュメントは琵琶湖水運で用いられた「丸子船」がモデルで、ハート型の帆には「恋愛成就」「永久の愛」を願い、赤いリボンが結び付けられる。また、恋人達のベンチは絵馬がかけられるようにもなっているので、願いを書いた絵馬を結び付けるのもおすすめ。 「奥琵琶湖パークウェイつづら尾崎売店」では、モニュメントに結ぶリボンと絵馬が販売されているので、是非、売店で購入してからモニュメントに行こう。

13:00 食べて買って撮って!展望台を満喫!

売店ではリボンの他に様々なお土産が販売されており、中でも、ここ奥琵琶湖パークウェイが認定されている「ジャパン峠プロジェクト」の峠ステッカーはここでしか購入できないので記念に是非手に入れたい。 売店の横ではうどんやそば、近江牛コロッケなどの軽食が楽しめる軽食処があり、注文が入ってからその場で作ってくれるので出来立てあつあつを味わえる。 また、恋人の聖地にはたくさんの動物モニュメントが設置されているので面白楽しい映え写真の撮影もオススメ。

14:00 道の駅「塩津海道あぢかまの里」で地元のお土産を購入

ビワマスや鮎などの琵琶湖でとれる水産物や、四季折々の地域ならではの新鮮な農産物や特産品も豊富に揃っているので滋賀へ来た記念のお土産を買って帰ろう。 また、鴨そばや近江牛バーガー、鹿肉バーガーなどのお食事のほか、ごはんを使ったもちふわ食感の「ごパン」など美味しいものも盛りだくさん。奥びわ湖をより快適に楽しんでいただくための、観光情報や道路情報の案内もあるのでぶらりと立ち寄るのにぴったり。火曜定休。

PickUp インフォメーション

『どうして赤いリボンなの?』

奥びわ湖地域は「観音の里」と呼ばれているように、たくさんの観音様が安置されております。西浅井・十一面観音腹帯観音堂の観音様は、おなかに赤い帯をまかれており、腹帯を頂いて祈願すれば安産すると伝えられています。このリボンは、その観音様の帯をモデルにしているのです。

深坂古道(深坂地蔵(別名、堀止め地蔵))

深坂古道は、塩津街道から福井県敦賀市へ抜ける古道。 塩津街道は「塩の道」ともいい、敦賀に陸揚げされた海の幸や塩・米など を畿内へ運ぶ重要な海道で、万葉集の歌人・笠金村や紫式部が父に同行して 越前へ行く際に通った道としても知られており、昔は人の往来が絶えませんでした。 平安末期、平清盛は息子、重盛に琵琶湖・敦賀間の運河の開削を命じました。石工が岩を割ろうとしたところ、激しい腹痛に見舞われ、掘り起こすとお地蔵さまが出てきたといわれています。これが今も残る深坂地蔵(別名、堀止め地蔵)です。

西浅井町「北淡海・丸子船の館」

湖上水運の主役を務めた丸子船。「北淡海・丸子船の館」はそんな丸子船をメインテーマに、西浅井町の歴史や古人のロマンにふれていただくためのスペースです。現存する貴重な丸子船の展示を中心に、船体備品や航海・荷造作業備品から生活用具まで貴重な資料の数々が展示されています。

塩津海道

塩津海道は「塩の道」ともいい、敦賀に陸揚げされた海の幸や塩・米など を畿内へ運ぶ重要な海道で、万葉集の歌人・笠金村や紫式部が父に同行して 越前へ行く際に通った道としても知られている。海道筋には一際どっしりとした風格の旧問屋宅や、旅人たちを迎えたかつての船宿などがあり、宿場町の面影が色濃く残されています。また、集落のはずれには、立派な常夜灯があり、旅人たちの目印とされてきました。

山門水源の森

約3万年の歴史を持つ山門水源の森。 数多くの貴重な動植物や、歴史ある山門湿原などハイキングや自然観察ができます。ミツガシワやカスミザクラ・ササユリ・サギソウ・ハッチョウトンボなど貴重な動植物が多く、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉など1年中楽しんでいただけます。