夕日の美しい町として知られていて、町のキャッチフレーズは「沈む夕日が立ちどまる町」という伊予市双海町。海岸線のどこからでも西瀬戸の水平線に沈む夕日がみられ、「日本の夕日百選」にも選ばれている。なかでもふたみシーサイド公園は、恋人岬や夕日の観覧席(階段式護岸)で夕日をゆっくり鑑賞できると、カップルに人気のスポット。願い石や幸せの鐘に願いを込めてみては?

住所 愛媛県伊予市双海町高岸甲2326 Map
アクセス松山自動車道伊予ICより国道378号線経由
HP http://www.futamiseaside.com/
四国 恋人の聖地

デートプラン

11:00 海岸線をドライブ

国道378号線は別名「夕やけこやけライン」と呼ばれる。海岸線に沿うようにあるので夕日が沈む時間帯はとびきりロマンティック。もちろん、日差しがキラキラ反射する昼間も、さわやかなシーサイドドライブが楽しめる。お天気が良いと夕日への期待も高まるね。

12:00 食事やお土産探しに

「道の駅ふたみ」には、自然に恵まれているここならではの、海の幸と山の幸が豊富に並ぶ。人気の夕日丼はレストラン「夕浜館」で。新鮮な素材の味がいきる、揚げたてのじゃこ天のぜひ食べてみたい。デザートは夕焼けソフトクリームで決まり!

14:00 心と体で夕日を体験

公園内のイベントホールには、ディスク・オルゴールが設置されており、毎日定時にすてきな音色が流れる。夕日にちなんだ曲を特注してディスク盤を作成し、希望に応じて鑑賞できる。また、季節や天候により、大空を勇壮にフライトするパラグライダーが目の前で着陸する光景を見ることができる。

16:00 恋人が集う夕日のシンボル

人工砂浜の中央部にある約40mの突堤が「恋人岬」。岬の先端にある大島産御影石で作られた高さ4mのオブジェは、春分の日・秋分の日に設置位置から穴を見ると夕日がきれいに重なる。この日に二人で祈ると願いが叶うとか!?

17:00 願いを込めて

恋人岬の付け根部分には「願い石」がある。この石に彫られたふたつの手形に二人で手を押し当てて夕日に向かって祈ると、願いが叶うといわれている。沈む夕日のそっと願いを込めよう。幸福の鐘鳴らせば、さらに御利益があるかも。

PickUp インフォメーション

夕日の観覧席

ふたみシーサイド公園の海水浴場は階段式護岸になっていて、その名も「夕日の観覧席」。2000年に夕日百選に選ばれた、まさに「しずむ夕日が立ちどまる」様子を、特等席で見られる。水平線に沈むまで、波音に包まれながら夕日を見守ろう。

「恋人岬」のモニュメント

2000年に全国の夕陽百選に選定され、さらに2008年には「恋人の聖地」に認定を受けた夕日の町として注目を浴びている。ふたみシーサイド公園の「恋人岬」のモニュメントには、真ん中に穴が開いている。「春分の日」と「秋分の日」にはその穴に夕日がスポッと入ることから、その写真を納めようとカメラマンや若者が集まってくる。

パラグライダーが歓迎

公園の山側の約900mの山には、パラグライダーのフライト基地があり、そのパラグライダーがふたみシーサイド公園の砂浜目指して着陸する。目の前で繰り広げられるパラグライダーのフライトは、迫力がありしばし時間を忘れて見入ってしまう。ただし、海水浴シーズンは、砂浜が混み合い危険なためにフライトはしていない。

クリスマスには

12月10日〜25日は「シーサイドロマンチッククリスマス」として、公園内の施設が約1万個のイルミネーションで飾り付けられ、多くの人々を魅了する。そして、23日には恒例イベント「空からサンタがやって来る」が開催される。パラグライダーに乗ったサンタが子供達にプレゼントを持ってやって来るという夢のある企画。