日本有数の規模を誇るバラ園と3つの湖がある東沢バラ公園。7ヘクタールという東京ドーム3個分にもなる広大な敷地には約750種、2万株あまりのバラが。村山市だけしかないオリジナルの品種もある。全国のバラ園で唯一、環境省から「かおり風景100選」の認定を受けた。夏と初秋の2度見頃を迎え、夏のバラは大ぶりで香りも強い。秋は小ぶりながらも色鮮やかに咲き、秋の園内は初夏とひと味ちがって落ち着いた雰囲気に。園内は二人で鳴らすと幸せになれるローズベルや、バラの香りが集まるローズドーム、通り抜けると幸せになれるローズゲートなど、恋するスポットが点在。カップルのスイートな思い出にバラをバックに、バラと一緒に記念撮影しよう。
住所 |
山形県村山市楯岡東沢1-25 Map |
アクセス | 車:東京から東北自動車道→山形自動車道→東北中央自動車道 東根ICより北に20分 約5時間40分 JR:東京→山形新幹線つばさ→村山駅 約3時間 飛行機:羽田空港→山形空港 約60分 伊丹空港→山形空港 約80分 名古屋空港→山形空港 約70分 |
HP | http://www.city.murayama.lg.jp/ |
デートプラン
10:00 珍しいバラに出合う
入園すると目の前にはローズドームが。園内の750種のバラの香りが集まるといわれ、甘い香りに包まれて心地よい気分に。水辺のオールドローズ園には、蕾の形がナポレオンの帽子に似ている「シャポー・ドゥ・ナポレオン」や、花びらのように見える苞葉の「グリーンローズ」など、珍しいバラ
10:30 展望台から最高の眺め
芝生広場から展望台へ、やや急な坂を登る。展望台からは湖とバラ園を同時に見ることができる。展望台をあとにしたら公園の中央あたりにあるバラ交流館へ。飲食コーナーではバラのコーヒー、バラジュース、バラのソフトクリームなど、バラにちなんだ軽食を販売。
11:30 ローズゲートを探して
くぐると幸せになるといわれているローズゲート。園内に3ヶ所あり、すべて通り抜けると良いことがあるそう。もしかして3つめのゲートをくぐったらプロポーズ?そんな期待を胸に、ゲートを探してカップルで通り抜けてみよう。
13:00 二人で鳴らすローズベル
二人でベルを鳴らすと幸せになるといわれている“幸せのローズベル”。見晴らしが良い場所にあり、あたり一面バラの花。まるでバラに祝福されているかのよう。ローズゲートはフォトスポットとしてもおすすめ。
14:00 昼は板そばを食す
板そばとは、大きくて長い板や木箱にそばを盛りつけて食べる山形県の郷土料理。村山地方はそばの栽培の適所といわれ、最上川三難所そば街道には、たくさんのお店が軒を連ねている。お気に入りの味を探してみては。また11月には「板そばまつり」も開催するので、こちらも要チェック。
PickUp インフォメーション
バラまつり
バラの見頃を迎える6月上旬から7月上旬にかけて毎年開催される「バラまつり」。期間中の週末には、押し花体験教室や陶器のオリジナルプレート絵付教室、バラの育て方教室のほか、ステージではジャズライブやフラダンスなど多彩なイベントを催す。
むらやま徳内まつり
鉦、笛、大太鼓、締太鼓などからなる囃し手が、豪華絢爛な山車に乗り込み、踊り手は「徳内ばやし」に合わせて華麗に踊る。毎年8月21・22・23日に近い金・土・日曜に開催。参加団体によって衣装も違い、オリジナルの手引きの山車にも注目。市外からもたくさんの観光客が訪れ、大盛り上がりのお祭りとなる。
クアハウス碁点
最上川を眺めながら入る源泉かけ流しの露天風呂と温泉プールのある多目的温泉。宿泊はもちろん日帰り温泉も楽しめる。水着で入浴するSPAプールは温泉で、オールシーズン利用可能。客室は全室“最上川ビュー”。山形の旬の食材を使った料理は、日帰り入浴でもレストランで味わうことができる。
郷土料理のひっぱりうどん
山形の郷土料理「ひっぱりうどん」。きしめんのような太い麺を釜揚げにし、納豆としょうゆを加えたつけだれに、サバの水煮や生卵を加え、うどんにからめて食す。麺をゆでた鍋から直接ひっぱり上げて食べることからこの名が付いた。
最上川三難所舟下り
最上川の3つの難所を舟で下るスリル満点の舟下り。その3つとは、岩礁が水面ぎりぎりまでせり出している「碁点」、細長い岩が3層をなして縦に並んでいる「三ヶ瀬」、川底全体を岩礁が覆い、しかも急流で知られる「隼」。スリルを味わいながら、船内では船頭さんが歌や話を披露してくれる。